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◆実は、地球上の水の93%が深層水なんです!
実は、地球上の水のほとんどが深層水です。この「海洋深層水」とは、その名前の通り、深海を循環している水なのです。それでは、その「深海」とは、海のどのへんの場所なのでしょうか。
◆深海とはどんな場所?
<光の届かない"無光層>"
大陸棚外縁より沖合で、植物が光合成することもほとんどできない、ごくわずかな太陽光線しか届かない場所。
<水温が低い(水温躍層)>
海の中には、水温が急に冷たくなるところがある。その境界、以深。
◆海洋深層水はどこで生まれている?
北極グリーンランド周辺で、塩分濃度差によって生じる「プルーム」と呼ばれる垂直に沈む海流が始まりです。そこから、水深2,000m以上、深いところでは4,000mの深海にもぐりこむ海流となります。
◆海洋深層水はどこでくみ上げてるの?
北大西洋で沈んだ水は、なんと!約2000年間一度も大気と接することなく深海を循環し続け、北太平洋にまでたどり着きます。その一部が、科学技術庁が「海洋深層水の研究・開発のモデル地区」に指定した場所、高知県室戸市沖あたりで上昇しわき上がって来ます。
その場所で沖合い約2km・水深344mからパイプをひき、くみ上げられているのです。
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海の底を、はるかな年月をかけて循環してきた深海水には、健康に役立つさまざまなパワーがあると言われています。
実際、アトピーなどへの治療効果の研究にも使われ始めています。
注意※研究段階につき、その効果については、まだはっきりとは確認されていません。
◆ミネラルが豊富
海洋深層水には必須微量元素や、さまざまなミネラル成分がバランス良く約60種類も含まれています。下表の通り、ミネラルウォーターの原水となる河川の水と比較すると、その違いが良く分かります。特に摂取しにくいマグネシウムは、深層水コップ2杯程度で、1日の分が補えてしまうほどです。
また、その他の海洋深層水に特有で含まれる元素なども、研究・解明されつつあります。
主なミネラル分 |
海洋深層水 |
河川 |
マグネシウム(mg/L) |
1326 |
4 |
カルシウム(mg/L) |
426 |
2 |
ナトリウム(mg/L) |
11050 |
9 |
カリウム(mg/L) |
419 |
2 |
◆ "キレイな水"である
海洋深層水は2000年もの間、海の奥底を循環し、表層の海水と混じり合うことがありません。
そのためキレイな水を保っていられるのです。
<海洋深層水と表層水の総細菌数の比較>
・表層の海水と違い、産業廃水や生活廃水、大気からの化学物質による汚染がほとんどない。
・陸水から来る大腸菌や一般細菌に、ほとんど汚染されていない。
・光が届かないので、光合成も行われず、海洋性細菌そのものの数も表層に比べて非常に少ない。
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◆ 低温で安定性している
深層水は、水温が表層よりかなり低く、一年中ほとんど変化しないためとても安定しています。
深層水をくみ上げている取水口付近の水温でも、年間を通じて約9.5℃、くみ上げた段階でも11〜12℃という低温です。
◆ よく「熟成」した水
海洋深層水は、常に水圧30気圧以下の環境で、長い年月をかけて形成された海水なので、性質が安定しています。
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【還元水】
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鉄がさびたり、りんごが変色したりすることを酸化と言います。人のカラダでも酸化は起きていて、老化したりシミやシワが増えるのがそれに当たります。その反対が還元です。つまり、カラダを健康な状態に戻してくれるのが"還元"なのです。そして、その力がある水が"還元水"です。
還元水を水道水と比較してみましょう。
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pH(ペーハー) |
酸化還元電位 |
厚生労働省の医療効果認定 |
水道水(中性) |
7.0前後 |
+200〜700mV |
なし |
還元水(アルカリ性) |
9.0〜10.0 |
-280mV前後 |
あり |
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還元水とは、マイナスの還元電位をもった水で、電子を与える能力が高い(つまり、還元力がある)水のことを言います。厚生労働省がカラダにいいと認定しているこの還元水の特徴は、次の通りです。
・カルシウムやマグネシウムなど、ミネラルがイオン化されたものを含む
・吸収、排せつが速い
・体液と同じアルカリ性である
・医療効果がある(アトピー性皮膚炎、便秘、下痢、胃腸不良などに効果がある)
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還元水と呼ばれる水は、残念なことに店頭で買えるものではありません。なぜなら、時間が経つとマイナスの還元電位は消滅してしまうからなのです。消滅してしまっては還元力はなくなってしまいます。
ではどこにあるかというと、ひとつは涌き水や井戸水の一部にマイナスの電気エネルギーを持った水が存在します。それ以外には、家庭で浄水器をつければ還元水を作ることができます。
浄水器にはいろいろな水をつくるタイプがあるし、かなり高額なものも多いので、長い目で見て自分に本当に必要な種類の浄水器を選ぶことが大切です。
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◆◆おいしい水は正しい基礎知識から◆◆
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久保田 昌治 (著),
¥2,100 (税込)
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松下 和弘 ,
朝倉 一善 (著)
¥1,575 (税込)
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藤田 紘一郎 (著)
¥1,050 (税込)
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井上 正子(著)
¥1,365 (税込)
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日高 良実(著),
¥1,260 (税込)
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早川 光 (著)
¥1,365 (税込)
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松浦 尚子 ,
折田 武一(著)
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黒瀬 くにお (著)
¥1,260 (税込)
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